2011年7月15日 

   民主と人権第86号

86−1
 憲法を暮らしに活かし、住みよい地域社会に
   第7回地域人権問題全国研究集会

 第7回地域人権問題全国研究集会が、6月25日・26日の両日、和歌山県白浜町にて開催されました。全国人権連会員や行政関係者ら1200名が参加し、同和行政終結、人権を守る住民運動の課題を交流しました。
 一日目の全体集会は、文化行事として地元太鼓演奏会による勇壮な太鼓演奏がおこなわれたあと、丹波正史全国人権連議長が東日本大震災や貧困問題の深刻さにふれ、国民のくらしと権利を守るルールある経済・社会づくりを呼びかけました。
 記念講演は、劇団俳優座、日本平和委員会代表幹事の有馬理恵さんが「差別と戦争をなくすために」と題して、水上勉作の芝居「釈迦内柩唄」と憲法ミュージカル「ロラマシーン」の一人芝居と自身の話をされ、参加者に大きな感動を与えるものとなりました。
 特別講演は、「水平の行者栗須七郎」と題して広畑研二さんが新資料を基に知られざる水平運動史を話されました。
 新井直樹事務局長による基調報告で、民主党内で6月にまとめられた「人権侵害救済機関設置法案の中間取りまとめ案」について、人権侵害や差別的言動の明確な規定なしに国民を罰するもので、自民党政権時代に廃案となった内容とほぼ同じだと紹介。同救済機関に解同が入ることにより、国家機関が人権侵害を繰り返してきた解同の“糾弾闘争”を合法化するものだと指摘しました。
 2日目は、第1分科会「暮らしやすい地域づくり」、第2分科会「地域人権の展望」、第3分科会「地域の人権課題と人権擁護の課題」、第4分科会「『根深い差別意識論』と人権啓発のゆがみ」、第5分科会「社会発展の歴史と部落問題解決」の5つの分科会に分かれ活発な論議がされました。
 第4分科会では、民権連の藤本博書記長が、大阪府民の目はたしかー「人権問題に対する府民意識調査(抜粋)」からを報告しました。

86−2
 リバティおおさか企画展を見学して

 6月26日〜8月28日まで企画展「親子で学ぼう!部落の歴史と現在」と写真展「屠場」が開催されています。
 最初に写真展「屠場」を見ました。これは1970年から80年の「屠場」の様子をN氏が撮影したもので、いまから30年40年も前の写真です。部屋の前に立つと中は明かりを落として薄暗くしてあり、そこに白黒写真が掛けられています。ロープで引かれていくのを抵抗する牛、血が飛び散ったあとがついた壁の前で手に鉄砲を持って立つ男、皮を剥がされてつるされた牛、解体道具、自慢げにナイフを持った男、など子どもに見せたくない写真が続きます。
 企画展「親子で学ぼう!  部落の歴史と現在」
 「屠場」の写真展の隣の部屋で企画展がおこなわれています。まず3地区の和太鼓集団がそれぞれの地区を「部落」として説明しています。そして、古地図(大阪・羽曳野)が大きく描かれ、そこには「穢多村」、「穢多道」と赤い矢印で印されています。次に川で皮をなめしている男性の写真と説明、皮を使っての太鼓や革靴づくりをしている写真、四方を川や鉄道で囲まれた地域の航空写真が掲示されています。何時ごろの写真でしょうか現在の姿がみえません。

 常設展示
 ゾーンT“いのち・輝き”、ゾーンU“共に生きる・社会をつくる”、ゾーンV“夢・未来”と三つに分けて展示しています。
 “いのち・輝き”のあと、体感コーナーにある識字ノートには名前と地域が書かれています。その次の“地域社会と部落問題”では地名総鑑、墓石、地場産業、牛の部位の引き出しを開ければ作れる物が出てくる模型が展示され、そこかしこにボランティアが居て説明するようになっています。 

見学者の感想

A、写真を見て子どもや府民がどう思う何がわかるのか、最高に頭にきた。
B、写真を見て気持ちが暗くなった。自分の子どもや孫には絶対に見せたくない。
C、今はもうないんやで、その写真を見せて何になる。見た人がどんな思いになる「汚い、 可哀想やなという気持ちに」。
D、地図に堂々と「穢多村」とか「穢多道」とかが描かれているこれは何や。
E、昔のことばっかり展示している。
F、慶応時代の話しをしてどうなる。
G、もうこんな時代は過ぎたのに。
H、われわれの生活する地域を「部落」よばわりし見せ物にする「人権博物館」に腹の底 から怒りを覚える。
 などの感想が出されました。

86−3
 桜ヶ丘文化センター20周年
  安全・安心なまちづくりの発展を  

 箕面市立桜ヶ丘人権文化センター(ヒューマンズプラザ)は、本年6月1日に創立20周年を迎えました。1991年に開設して、地域のみなさんに支えられ、桜ヶ丘図書館、桜ヶ丘老人いこいの家と連携してきました。その記念として、7月9日「創立20周年記念社会啓発大阪大学連携講演会」を開き、会員・住民・利用者さん100名の参加がありました。
 第1部では「地域と市民ー良きフォロワーシップとは?」と題して、大阪大学総長鷲田清一さんが記念講演をおこないました。鷲田氏は、『関西人は阪神・淡路大震災の重い記憶がある。体が忘れていないから、今回の震災報道にフラッシュバックを起こし苦しんでいる人もいる。同じ思いを今も経験しているからこそ、浮わついた言葉でなく、「案じています」「見守っています」と、まずは言葉を届けたかった。日本の西半分から東半分を支援する。その仕掛け人になった、関西ゆかりの落語家の桂三枝氏、指揮者の佐渡裕氏、作詞家のもず唱平氏、経済学者の堺屋太一氏ら、文化人、経済人47人の呼びかけを集め、被災地にメッセージを送った。相手の気持ちをつかむ関西人の「泣き笑い」と「おせっかい」なまでのサービス精神はきっと伝わると思う。被災した方々とともに、すとんと腑に落ちる言葉を見つけたい。被災地を支えるため、伴走を続けよう。』と語りました。
 第2部は、記念交流会「20年の歩みとこれから新たな時代へ」と題して、交流しました。
 文化センター開設来、陶芸教室に通っている90歳の女性、図書館開設時からボランティアとして読み聞かせを続けている女性、定年後学習室を利用している男性、仕事だけの生活から老人会会長としてがんばっている男性たちから、それぞれの思いや期待、職員の気苦労への感謝の思いが語られました。
 最後に、創立から20年、部落問題解決のため市民や住民との交流のセンターとして守ってきた文化センター代表の工藤一郎氏が、感謝の言葉を述べました。

 工藤一郎さん
  「20周年に思う」
 「あたりまえが、あたりまえでなかった20年前の箕面市の同和施策、市民が、住民がいつでも、だれでもセンター(隣保館)が使用できることでオープンした桜ヶ丘文化センターは真の部落解放をすすめてきた。全解連運動の定着で、地域住民と一緒になって国民融合をおしすすめてきた成果が事業等でみられるように実を結んできたのではないでしょうか。これからも安全・安心なまちづくりの発展とセンターを中心として寄り添う力、つながる力、地域の力、三つの力を市民とともに発展させるために、支援と協力をおしすすめていきたいと考えています。」

86−4
 歴史歪める自由社・育鵬社教科書
  教科書は子どもたちに、よりよいものを

 改悪された教育基本法にもとづく中学校教科書の検定結果が公表され、この7・8月の採択に向けて各教育員会で検討がすすめられています。
 「新しい歴史教科書を作る会」の自由社と「日本教育再生機構」の育鵬社の2社から出されている歴史と公民の教科書は歴史を歪曲し日本国憲法を否定するものです。
 どちらの歴史教科書も太平洋戦争に「大東亜戦争」という用語を使い、アメリカの「対日石油輸出禁止」で追い詰められた防衛戦争であるかのように描いています。「戦争初期のわが国の勝利は、東南アジアやインドの人々に独立への希望を与えました」(育鵬社)「日本を解放軍として迎えたインドネシアの人々」(自由社)など侵略戦争を美化しています。
 沖縄戦で県民が犠牲となった「集団自決」についても「日本軍によって集団自決に追い込まれた」と書く教科書もあるなかで、「米軍の猛攻で逃げ場を失い」(育鵬社)「米軍が上陸する中で、追い詰められた住民が」(自由社)と日本軍の責任を認めません。
 公民教科書では、両社とも自衛隊や兵器の写真を満載し、徴兵制のある国を紹介しています。
 基本的人権のところでは両社とも「公共の福祉による基本的人権の制限」を強調し人権を歪めています。

 ★歴史が止まったままの部落問題記述

 部落問題の記述では、残念ながら全社が同対審答申や特別措置法の紹介にとどまり、就職や結婚などで今日でも差別があるように描いています。1970年代から歴史が止まっている内容です。まだ3社が本文で「同和地区」と表現、中でも自由社は「同和地区出身者に対し、結婚や就職などに関していわれのない差別が残存しているとも指摘されている」と歴史に逆行する記述をしています。

 ★橋下知事賛美の教科書の採択を求める政治介入 地方議会で

 育鵬社の公民教科書は「地方財政の再建」という項目で北海道夕張市を引き合いに、財政を短期間で立て直した自治体として大阪の橋下知事を写真入りで紹介、1970年代の府政による社会保障費や人件費の増大も赤字の原因として描き、市町村補助金カットなど府民犠牲の府政を美化しています。地方政党とはいえ、特定政党の党首でもある橋下知事を教科書で賛美することは偏向であり、これを検定許可した文科省の責任も免れません。
 自由社・育鵬社の教科書を採択させようとする右派勢力は、地方議会を通じて教育委員会に圧力をかけようとしています。
 大阪市議会では、5月、6月と連続して右派勢力が陳情を行い、自民党と「維新の会」の賛成で委員会採択されています。(大阪市議会では議員紹介の不要の陳情は委員会審議のみ。本会議には上程されない)
 陳情は伝統文化の強調と愛国心を強調し、「教育基本法や学習指導要領改正の趣旨にふさわしい教科書を採択していただくよう、市議会から教育委員会に働きかけをしてください」としています。不偏不党であるべき教育行政に議会を通じて政治が圧力をかけるという恐るべき政治介入です。     (柏木 功)

86−5
 「同和行政・同和教育」の完全終結を
      2011年度 要求書  

 大阪府
   記
1、「同和行政」を完全に終結すること。
1)大阪府として「同和行政」の終結宣言をおこなうこと。
2)「同和行政」に関わる「条例」「方針」「組織」等をすべて廃止すること。

2、以下の課題についての進捗状況と今後の取り組みについて明らかにすること。
@大阪府人権協会への事業委託、補助金をすべて廃止すること。
A総合相談事業への人権協会の関与をおこなわせないこと。
B府下人権センター(隣保館)内の解同支部事務所を退去させること。
C「旧同和向け公営・改良住宅」の公募を完全におこなうよう府下自治体を指導すること。
D人権金融公社貸付金34億円を即時返済させること。
E南大阪食肉市場会社貸付金25億円を即時返済させること。
F「同和地区」の呼称を廃止すること。
G国勢調査を利用した「実態把握調査」の調査結果報告をおこなうこと。
H平成22年度人権施策並びに予算に関する要望書で、土地差別に関する法の整備を国に 求めているが、撤回すること。
I「同和奨学金」を確実に返済させること。
J全国人権・近畿地区人権同和行政促進協議会負担金を廃止すること。
Kリバティ大阪への役員の派遣を止めること。

3、府民施策の充実をはかること。
@公営(府・市)住宅の供給(建設)を増やすこと。
A若い世帯も入居できるように、入居収入基準を引き上げること。
B暮らしが成り立つ安い家賃にすること。
C人間の居住にふさわしい広さ、設備の住宅にすること。
D「入居継承の厳格化」「入居条件への資産調査」「居住のミスマッチ解消」による追い 出しをしないこと。
E活気あふれる住宅コミュニティの再生をはかること。
F4医療公費負担金助成事業の削減をおこなわないこと。 
G私学助成の削減をおこなわないこと。
H生活保護の切り捨てをおこなわないこと。老齢加算の復活を国に働きかけること。 
I街かどデイハウス支援事業の充実をはかること。
J障害者施設への助成を拡充すること。

 府教委
  記
1、「部落問題の解決」についての府教委の基本認識について。
@「部落問題の解決」とはいかなる状況を作り出すことか明らかにすること。
A「部落問題の解決」の今日の到達段階を明らかにすること。
B「同和地区」「同和地区児童生徒」は存在しないことを確認すること。

2、いまだ残る「同和教育」のゆがみの完全終結をはかること。
@学内の人権討論集会で「狭山事件」を取り扱ったり、部落研主催で「10・31人権(狭 山)集会」などをおこなわせないこと。
A「被差別部落」と出会う学習と称し、ここが「部落」「同和地区」などと児童生徒に教 えないこと。
B府教委とすでに決着ずみの「ムラ」「むら」“むら”などをやめさせること。
C地場産業と称し、太鼓づくり、靴作り、革なめし、食肉産業などを、「部落産業」とし て子どもたちに教えないこと。
D子どもに時代錯誤の部落民(立場)宣言などをさせないこと。
E「同和地区児童生徒」にかかわる学力等「実態把握」をおこなわないこと。
F「旧同和校」への偏重にならないよう公正・公平、適切な教職員の配置をおこなうこと。
G「大阪府同和教育基本方針」を廃止すること。
H府教委が実施している「同和研修」を明らかにすること。
  六ページへつづく

86−6
 五ページのつづき
3、「人権教育」を廃止すること。
@「大阪府人権教育基本方針」「人権教育推進プラン」を廃止すること。
A「人権教育教材・資料集」を廃止すること。「にんげん」の使用をやめること。
B教育の主体性・中立性を確立すること。学校内での児童生徒の「発言」等にかかわる問 題は、学校内で教育的に解決をはかるよう徹底すること。
C特定団体に私物化されている大阪人権博物館への補助金廃止と、役員派遣をやめること。

4、憲法と教育の条理にもとづく民主教育の推進を
@どの子も大切にされ、ゆたかな学力をはぐくむ学校教育を推進すること。
A子どもや保護者・住民の声を大切にする学校教育を推進すること。
B子どもたちが安心して学べる教育環境を充実すること。
C希望するすべての子どもが高校に進学できるよう高校教育の充実をはかること。
D「君が代」起立強制条例を廃止すること。

 八尾市へ要請
  「市民意識調査」問題

 八尾市は、2010年1月に「旧同和対策事業対象地域」を「同和地区」と呼び、「同和地区」に居住する満18歳以上の住民800人を無作為に選んで「同和地区住民意識調査票」を送り意識調査をおこないました。特別措置法が終了して8年、同和対策事業がなくなり対象地域が法的になくなっているのにもかかわらず、行政が、特定地域、住民を指定し、「同和地区」「同和地区住民」などと呼ぶことは許されないことです。
 6月30日、民権連は八尾市人権文化ふれあい部に対して、2010年1月に実施して「人権についての市民意識調査(同和地区住民意識調査)」に関して要請しました。
 民権連の意見に対して、「調査については、もう少し配慮が必要だったのではと思う」。二度とこういう調査をおこなわないようにとの申し入れに、「いろんな意見があることは承知している。今後は慎重に対応していきたい。」との返答がありました。 

  貸付金はただちに返還を
    府商工労働部長へ要請 

 6月29日、人権金融公社貸付金返還問題で大阪府商工労働部長へ要請しました。
 まず谷口正暁民権連委員長より「府と人権金融公社の契約では、返還期日が2038(平成50)年度となっており、28年も先まで同和問題の解決をを引きのばすことになる。一日も早く返還させるよう努力を」と、提起をしました。
 部長は、「相手がありますし、新しい組織で従来の延長でなくきちんと契約(公正証書)を結んでいます。」「内容的には厳しいもので、きちんと履行しなければならない内容となっています。」との説明があり、担当者から、「1円でも返還が遅れれば強制返還をできるようになりました。」「昭和43年貸し付けについて、現在も返還を求めて追及しています。借りたのだから、返すのはあたりまえと返還する人もいます」と、現在のとりくみについて報告がされました。

 海外代表と語ろう
ピースインおおさか2011
 8月2日(火)午後2時〜4時
 たかつガーデン 2Fコスモス
  野田淳子さんミニコンサート
 参加協力費 500円

主催:原水爆禁止大阪府協議会
  電 話06−6765−2552
  Fax06−6765−2837

86−7
 どの子も伸びる・大阪支部総会
 「部落問題のいま」を学び合う

 6月18日エル大阪にて、どの子も伸びる研究会大阪支部主催の第4回学習会を持ちました。北摂の先生も初めて参加され、学び合う貴重な時間となりました。
 谷口正暁民権連委員長は、まず部落問題をめぐるここ数年の変化を@公的施設から立ち退き進むA大阪人権センターの閉鎖B府下に広がる「旧同和向け公営住宅」の公募C「同和地区」の呼称ー解同の要求退けられるD「人権意識調査」ー民権連の要望が反映E府市ともに削減される同和予算、の5点から解決に進んでいる様子を具体的に明らかにされました。
 しかし、完全解決のためになお残る今日的課題として、@府市になおつけられている補助金や助成金(「人権協会補助金」「人権博物館補助金」「市民交流センター管理委託費」など)A地区を前提とした調査や啓発B今なお残る「同和教育のゆがみ」(被差別部落としての地域学習、フィールドワーク、部落解放教育の重点としての食肉・太鼓・革づくり・三味線の革なめし・人権教育教材資料(CD)の配布など)の3点を指摘され、それぞれを具体的に話されました。
 例えばリニューアルされた人権博物館(「命・心・輝き館ーリバティ大阪)の展示、朝日の記事(秘めた誇りを呼び戻す轟きー浪速の和太鼓)などは部落差別の固定化につながることなど。 谷口氏の話は自身が府教委や各市の担当者とも直接的に交渉や話し合いをされてきたばかりで、どの話も痛快・リアルそのものでした。
 (どの子も伸びる・大阪 支部長 岡本茂)

 日本に基地も原発もいらない
      安保廃棄6・23大阪集会 

 安保廃棄・諸要求貫徹大阪実行委員会は、大阪市北区扇町公園で、被災者支援と沖縄連帯、安保廃棄を掲げ、6・23大阪集会を開催。1500人が参加、「日本には基地も原発もいらない」「『思いやり予算』は復興に回せ」などとアピールしました。
 主催者あいさつのあと、沖縄から駆け付けた山田義勝安保廃棄・沖縄統一連事務局長が「沖縄に基地はいらないという県民総意は、ますます揺るがぬものになっている」と述べ、政府は県民の立場で米国と交渉せよと訴えました。
 その後、「行動提起」と「集会宣言案」を拍手で確認、シュプレヒコールを唱和しながらデモ行進をおこないました。

   第37回 大阪はぐるま研究集会
    主権者を育てる実践の探求をともに!

 日 程 8月6日(土) 午前9時30分開会 全体会と分科会 
       7日(日) 午前9時開会  分科会と全体会
 会 場 エル・大阪 (大阪府立労働センター)
 *特別報告
  「大阪の教育情勢・課題・展望」 石井佳宏さん
 *模擬授業
  「スーホーの白い馬」 松浦貴子さん
 *記念講演
  「まど・みちおの詩と童謡」 谷悦子さん(梅花女子大)
 参加費 3000円 (父母・及び一日参加は2000円)
  申込先 鵜沼勝男宛  川西市下加茂1ー28ー9
    TelとFax  072ー758ー3970
86−8
 一日も早い復興へ
    震災支援ボランティア

 6月10日〜12日、民医連近畿地方協議会と医療福祉生協連近畿ブロックのとりくみに、私は医療生協かわち野から参加した9名の一員として作業にあたりました。震災後3ヶ月経った宮城県山元町、常磐線を境に海側の町はまだ警戒区域で、自己責任で自宅に帰って作業ができるという所でした。私たちが作業をさせていただいたIさん宅は、築1年8ヶ月という立派なお宅で、一階は天井まで浸水し、二階はきれいなまま残っていました。もちろん電気、水道は復旧していません。午前中は床下の泥出し、午後からは表の側溝の土を出し一輪車で運ぶ作業、瓦や門扉の石らしい物もいっぱい出てきて、津波の一端が伺えました。最後は、井戸水を利用し高圧洗浄機で家の中を洗い流し、出た水を掻き出す作業、それらすべてを14人が力をあわせ、お家の方と寄り添っての作業でした。たった一日だけのお手伝いでしたが、被災された方の苦労、心労を考えると心が痛みます。今回のボランティアをきっかけに、他のお家もボランティアを要請されるようになったと聞いて嬉しく思います。一人の力では何も出来なくても、同じ志を持つ人が集まれば、大きな力を発揮できることを痛感しました。私の残された人生にも大きな影響を与えられた体験でした。      (森本五月)

 核兵器のない世界へ
国民平和大行進

 ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒバクシャをスローガンに「2011原水爆禁止国民平和大行進」が6月30日、奈良県から大阪入り、柏原市の大和川河川公園で炎天下のもと出発式が開かれ180人が参加しました。府内通し行進者でもある岩田幸雄大阪原水協新理事長による主催者あいさつに続き、奈良県国民平和大行進を代表して梅林さん(奈良原水協事務局長)が、大阪府への引き継ぎをおこないました。7月7日に兵庫県に引き継がれるまで、府内のほぼ全市町を「核兵器のない世界をつくりましょう」と訴えながら行進します。
 7月4日、住之江区役所を出発した網の目コースには民権連大阪市協の仲間が大国町から参加、梅雨の晴れ間の暑さに負けず四天王寺西門前まで行進し、幹線コースと合流しました。

 原発をなくし
 自然エネルギーへ
   転換を求める府民大集会
と き 7月30日(土)午後5時
ところ 扇町公園
 *各界代表の発言
 *福井県より連帯あいさつ
 *集会後、大阪市役所までパレード
主催 原発をなくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会準備会
   連絡先 06−6949−8120
      (大阪から公害をなくす会)