2010年9月15日 

民主と人権第76号

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  8・25府教育長と懇談
   いまだ残る「同和教育」のゆがみ
         反省と是正を求める

 8月25日、民権連は中西政人大阪府教育長と懇談をおこないました。
 懇談では、3人の母親からまず親の願い子どもの思いを話してもらいました。 まず、藤原暁代さんが、大阪市内の小中学校、特に浪速区の小学校と中学校における教育荒廃の結果、700人の児童が今日では140人にまで激減した実態。2人目の富田林の工藤千代美さんは、同和地区の特別扱いや児童館でのゼッケン登校問題。3人目に寝屋川市の谷口しのぶさんが、親との約束を守らない信頼できない教師の姿、狭山同盟休校で、地域内外にかかわらず傷が残っていることなど、それぞれの立場から、学校現場でおこなわれてきた「狭山」「解放教育」の実態と教育荒廃、低学力、ゆがめられた教育について、府教委としての反省と、どこをどう正していくのか、答弁を求めました。
 各支部からの参加者は、府下の学校現場でおこなわれてきた「狭山デー」での学校閉鎖、ゼッケン登校、運動会での棒をもっての徒競走、くす玉割りでの「天皇はいらん」「石川さんかえせ」の垂れ幕など具体的な事実を示して、府教委としての反省を求めました。
 教育長は、「辛い思いをしたことは良く伝わりました」「(くす玉、天皇)いきすぎた部分があります」と答えました。さらに、現在も学校現場において「部落民(立場)宣言」がおこなわれているとの指摘に対して、「生徒会の自主的なとりくみの中にそういうことがあった」と認めましたが、それ以上は言及しませんでした。
 谷口正暁委員長は、いまなお残されている事例として、学校における部落民宣言、狭山学習、「ムラ」問題を取り上げ、子どもたちへの人権侵害と時代錯誤の教育の一掃、府下でおこなわれている「部落問題学習・人権教育」の事実をつかみ、民権連に資料提供するよう求めました。そして引き続き懇談をおこなうことを申し入れました。

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 教育長との懇談では冒頭、3人のお母さんから、わが子が「同和教育(解放教育)」の名で受けさせられた教育の実態(ゆがみ)、そうした教育の下での親や子の願い・思いを訴えてもらいました。

 藤原暁代さん
 狭山同盟休校、狭山ゼッケン登校というものを学校教育の中で子ども達にやらせた、これが一点。もう一つは落書きの問題。これはあんたらのこと言われてるんやで、あんたらが死ね言われてるんやで、と授業時間をつぶして教師がやった。子どもらは家に帰って、こんなこと習ったんやでと親に訴えた、こんな事態が起こったんです。私らはこれは許されんということで、府教委に対して厳しく抗議しました。
 もう一つどうしても許せなかったのは、昔はプリント授業だったんですがどの子も同じ同和やということで、全部出来た子どもも含めて、出来ない子が出来るまで何回もプリントをやらせるわけです。こんなことで子どもの学力が上がります?こういうひどい馬鹿な教育をやってきていたわけです。
 それと子ども会活動です。これは青少年会館で市の職員がやっていることです。くす玉割りでは、くす玉が割れたら、天皇いらん、石川青年取り戻そう、寺尾裁判長糾弾の垂れ幕が出てくる。当時、こうした子ども会活動に反対した指導員がいたんですが、その指導員が糾弾される。こういうことを子どもたちにやらせてきたわけです。そのことがあそこはあんなひどいことをやっていると、周辺校にも広がりました。
 難波中学校では生徒が落書きするんです。校長先生や学校の先生が、落書きを書いたその生徒をしかるんじゃなくって落書きをあとからついて消してまわる。難波中学校の場合は一般校も含んでいますから、あそこは無茶苦茶な教育をやっているというのが市民の間にものすごく広がっていくわけです。
 そういう中でいま栄小学校は児童数が140人にまで減ってしまっているんです。私の子ども等が通っていたころは700人くらい、ところがいまは140人。そんな無茶苦茶な教育をやらせてきて、それに対して府教委が反省してきたのか。まったく反省もしないままにいまも同じことをやっているのではないのか。まだ一部には、その名残りが大阪府下の学校の中でやられている。ここをどうきちんと整理していくのか。そしてこうした過去の教育を見た上で、どこをどう正していくのか、ここがいま一番求められていると思います。

 工藤千代美さん
 ずっとPTAの役員をしてきました。狭山で集団登校したり、同和地区を特別扱いすることに一般の人はものが言えなかった。言うたら怖いという雰囲気があった。私らはどの子も一緒、どのお母さんとも同じような立場で同じような教育をという話をしたい、と接してきました。小学校の時なんかは、ともかくあの子らは特別なんやと。同じように悪いことをしても、地区外の子は残されて怒られるのに地区の子は帰される、非行は宝やというてその子らを大事にせないかんと。
 授業参観ではせっかく親が見にいってるのに、掲示板に貼ってある子どもの絵や習字のどれが自分の子どものものかがまったく分からない。先生なんでこれ名前書いてないんですかと聞くと、名前を書くと上手に描けた子は家に帰って上手やなと言われるけど、上手くなかったらへたやなと言われるから、どの子の名も書かないという説明が。だから授業参観に行っても習字や絵がいっぱい貼ってあるけれども、どの子の作品か分からない。
 それから、何月・何日・何曜日までルビをつけた手紙が学校から送られてくる。何月・何日・何曜日にまでルビをつける、そんなん要らんでと言うと、読まれへん地域のお母さんがいてる
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からと。先生らは地域のお母ちゃんらを馬鹿にしているのではないのか、読めない、聞けないと。
 児童館では狭山ゼッケン登校をやっていました。わが子は学童保育に入っていましたので、よく分からないのにそんなことやらされるのはいやや、ゼッケン登校や石川さん返せは絶対いやや、と言いました。私はどの子とも気楽につきあえるようにしていくことが大切やと思っています。そのためには、例えて言うと、貝のふたを開けるという努力を本来していくということが大切やのに、貝のふたを閉じてしまうようなことをしてしまっている。このようなことは変えていかなければと思います。府教委として、もう一度、そういうことがまだ残ってないかどうかきちんと調べていただきたいと思います。

 谷口しのぶさん
 まずびっくりしたことは児童会の選挙です。長女も5年生になる時に経験したんですが、長女は3番目の得票数で数から言えば当選なんだけど、男の子を2人当選させないといけないから、あんたはダメだよと言われた。でも長女の場合は男の子を2人通すというのがあったと事前に説明を受けていたんで本人は納得してたんです。
 ところが長男の場合。同じ5年生の時、クラスの選挙管理委員会の子たちから、「アキオ、通ったで」と報告を受けて喜んだ。「でも、僕の喜びは1分やった」と。ちょうど個人懇談会があって、児童会選挙の結果が張り出してありました。私は、ああだめやったんやなと思って帰ったんです。すると息子はふとんにもぐって泣いていたんです。「なんでなん」と聞いたら「女の子を2人通さなあかん」と先生が言ったからや。「でも児童会選挙する時は、そんなことは初めに決まっているでしょう」と訊くと、「そんなこと何も言うてなかった。ただ5年生の人数は何人、それだけやった」と。その話を聞いて、「それはおかしい。先生に聞いてみようか。」と言って学校に電話しました。すると担任の先生はそれを知らなかった。そこでうちの子どもの心が傷ついたことをどうしてくれるのか。それやったら最初からきちんと出しておくべきやったんやないかと抗議しました。翌日の朝、父親が学校へ行って再度抗議し、結局、職員会議にかけて当選というふうにしたらしいです。「クラスの子どもたちにも、谷口君も当選でした」と報告したらしいです。で、それを聞いた長女はそれまでの経緯や、弟のことを知っていましたから、「教師って信頼できない」と、憤りました。いまも先生たちへの不信感が強く残っていると思います。担任の先生はたまたま講師の先生で良心的だったと思っています。だから、「ぼくもよく知らなくて」という言葉が出てしまったんです。いままでからいてた先生だったら、きっとそうはしてなかったと思います。そして1年間、長男は児童会の役員をしたんですが、あの子の心の中にどういう傷が残ったのか。ただあとになってから長女には、「僕は別に当選しなくてもよかったんや。ただ一言、こうやったんやと謝ってくれたらよかったんや」ともらしたらしいんです。やっぱり教師の側に、親がうるさいから外したいというのがあったと思うんです。子どもに対して教師は大きな宿題を残してくれたなと思います。
また同和加配があったので3クラスのところ、算数だけは4クラス編成で授業をしていました。授業参観に行った時はみな同じ単元をしているんですけれども4通りでいろいろでした、やり方もそして春休みには真っさらの算数のドリルを持って帰ってきました。真っさらだったんです。うちの子もちゃんと学校に行ってたので、真っさらなのはうちの子だけじゃないなと。4クラスのやり方も進み方もマチマチで、たぶんプリント学習だけはしたんだろうけれど、ドリルの方にはまったく手をつけられないまま年度末にポット返して終わりということに。
 また当初、通知表はあったんですが狭山とかいろ
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いろあって、通知表もなくなり文章表記に変えられました。だからプリントだけポンと返されても、それでは親は分からないですから、親としてはもっと分かるような「あゆみ」が欲しいという気持ちが強かったです。
 また、一番下の子がふれあいの学力調査をした時です。担任がこの子は地区の子、この子は地区でない子と番号を付けるような調査はしてほしくない、すべきでない、止めさせてほしいと学校にお願いしました。学校として無理なら、うちの子は止めさせてほしいと要望しました。その時は、「分かりました。では別の部屋でやらせます」という返事で終わったんですが、当日朝、見にいったら、やっぱし同じプリントを同じ教室でさせられていたんです。それは話が違うやないかと言うと、「おたくの子どもさんに、どうする、やるか」と聞いたら「やる」と言うたからやってもらいました、と言うんです。子どもって、みんながやっている教室の中で、「谷口君だけ違うことするか」と言われたら、たぶん子どもって、「いや」って言うでしょう、そんな強い子ではないですから。親と約束したことを学校として教師としては守るべきではないですか。
ところでいま、その当時の子どもらとはほとんど地域の中で会いません。この地域の中でいまも大きくなっているんかなあと思うんですね。隣接校の子どもたちにはたまに会って、いろいろ話を聞いたりしますが、地域の子どもたちの顔はほんとに見ない。狭山同盟休校をした時など、どんな思いをしていたんだろうか。同盟休校した時に、「学校に行きたい」と行って学校に来た地域の子もいたんです。そんな中で周辺のお母さんたちに言われたことは、自分達もつらい、こんなことは止めてほしいと。その時の傷は、親の中にお互いに残っていくんだなと思います。
 いまではもう寝屋川では部落民宣言させたりする教育はなくなっていると思うんですが、あまり聞かないので。でもまだ府下ではこういったことがあると聞くと、ええっと。それは20年から30年前くらいのことやなかったのかなあと。
 
   栄小学校が移転
       跡地に難波特別支援学校

 大阪市教育委員会は8月26日、知的障害の生徒が通う市立難波特別支援学校(浪速区塩草1)を、2014年度に市立栄小学校(同区木津川2)に移転すると発表した。現在は中学・高等部のみの設置だが、小学部に加え、高等部には職業学科を併設。定員は現在の2倍を超える432人となる。これに伴い、栄小学校は2013年度に旧浪速青少年会館(同区浪速東1)に移る。
 市教委によると、市立の知的障害特別支援学校は4校あり、1214人が在籍。障害生徒の増加で現在も38教室が足りず、2019年度には120教室が不足するとの推測もある。
 このため、敷地面積約4万平方メートルを誇り、30の空き教室がある栄小への移転を決めた。定員160人の職業学科は、就労に特化したカリキュラムを組み、2年間で24週間の企業実習を実施。全国平均を約10ポイント下回る市立校卒業生の就職率(17・6%)向上を目指す。
 一方、特別支援学校は都道府県に設置義務があるが、市は91年度を最後に、市立校の増改築に充てる助成を府から受けていない。今回も難波特別支援学校の
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改修費約2億円は市費でまかなわれる予定で、市教委は「府は設置義務を果たしていない」と判断。93年〜09年度の8件約7億円の補助金交付を求め、法的措置も辞さない構えを見せている。 (毎日新聞
 8月27日 平川哲也)

 大阪市立栄小学校は
 昭和49年度決算で77億円。現在100億円近いといわれている。これは一般校の10倍の建設費、主な施設として、生徒数550人なのに、千人収容の講堂、体育館2つ、図書室2つ、理科教室3つ、家庭科教室3つ、視聴覚室1つ、千人収容の食堂、テレビスタジオ、カラーテレビ約100台、ビデオ装置、プラネタリウムなどがある。
(全解連大阪府連・パンフ 「正義と人権を守って」 1978年8月1日発行)


  行政が「同和」のレッテルはり
  「人権市民意識調査」で八尾市と懇談 

 8月31日、民主主義と教育を守り同和行政を終わらせる八尾市民会議(略称「終結市民会議」)と、八尾市人権政策課との懇談がおこなわれました。
 市は、「同和対策事業の同和地区は無くなったが同和地区はある。」「今日も厳しい差別がある」「差別意識があるから差別される地域がある」と回答。
 「終結市民会議」は、「人権政策課が保管している旧同和対策事業対象地域を元に800人にアンケートを送りつけたのは、同和を特定した差別。」「アンケート内容の『同和地区出身者か?』『同和地区の何処に誇りを持っているか』等、プライバシーの侵害と差別そのもの。」「行政が同和地区のレッテルをはり、同和を市民に植え付けている。」「『厳しい差別』『課題がある』等、八尾における具体的な事例、事実を示せ。」「行政がするのは、環境整備であって、差別意識を無くすことは行政の仕事ではない」等の追及に対してまともに答えられないものでした。      (M)

 《質問事項》
(1)八尾市は、2010年1月に「人権についての市民意識調査を実施しているが、その調査の一環として、「同和地区(旧同和対策事業対象地域)に居住されている満18歳以上の方々」を対象に調査票を送付していることについて。
@2002年3月末をもって「地域改善対策特別措置法」が失効し、八尾市においても同和事業については終了し、同和地区の指定も解消しているのではないか。そのもとで、なぜ「同和地区(旧同和対策事業実施地域)に居住している市民を特定し、調査したのか。
A「同和地区」に居住する18歳以上の市民をどのようにして抽出したのか。
B「同和地区(旧同和対策事業対象地域)」と表現されているがなぜこのような表現をしたのか。「同和地区」と「事業対象地域」は同じなのか、ちがうのか。

(2)「人権についての市民意識調査業務」を「緊急雇用創出基金事業」として位置づけているのはなぜか。

(3)この調査業務を「八尾市人権協会(会長・奥田均)」に委託しているが、なぜこの団体に委託したのか。
委託料は、委託内容はどうなっているのか。

(4)八尾市が民間団体に委託し、民間団体が雇用した職員によって行われた「人権についての市民意識調査」について、市は、市長名の依頼文書で「内容が外部にもれたり、個人にご迷惑をおかけすることは決してありません」としているが、個人情報が完全に守られる保障はあるのか。

 《その他の質問事項》
 調査票を送付された市民から、自分の住んでいる所が「同和地区」となっているのかと八尾市に問い合わせがあれば、どうこたえるのか。

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  「同和行政」終結に対する協力を
    2010年8月  国民融合 全国会議
               〃  大阪会議
                   民 権 連

 国民融合をめざす全国会議は、昨年おこなった奈良県での経験を踏まえ、同和問題の解決状況と残された問題の調査を全国一斉に進めています。左記に自治体向けの調査及び各市町村共産党議員団に向けての調査項目を掲載します。ご協力をよろしくお願いします。

 自治体向け

1、平成22年度で、旧同和地区にある公共施設の維持・管理・運営(助成)事業がありますか。ありましたら、その施設名と平成22年度の管理等に関する予算額をご記入ください。また、職員を派遣していれば、その人数と人件費の予算額をご記入ください。なお、その他の施設についてもあれば、ご記入ください。

2、平成22年度、運動団体や、人権(同和)教育関係団体に公共施設を事務所に貸すなど、利用させていますか。利用させている場合は、その団体名と、使用料を徴収しておれば、その使用料(年間)をご記入ください。

3、平成22年度で、人権(同和)教育関係団体(運動団体、教育研究団体、産業団体など)対する助成、補助事業がありますか。あれば、その事業名と平成22年度の予算額をご記入ください。
 
4、平成22年度で、人権(同和)教育団体、運動団体など外部団体に委託している人権(同和)問題関連事業がありますか。あれば、その事業名と、平成22年度の予算額をご記入ください。

5、旧同和地区内の公共施設を地区外の住民が利用することができますか。
 各施設について@〜Bの該当するものを選んでください。(その他の施設があれば、それもご記入ください)
(選択肢は@無条件可能  A条件付可能 B不可能)

6、平成22年度で、旧同和地区を含む保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校に、教員・職員などの特別支援加配をしていますか。していれば、各校園に何名配置しているか、ご記入ください。(府県単費の教職員が何名いるかも示してください。)

7、同和対策として建築された改良住宅、公営住宅の家賃について、どのような激変緩和のための措置がとられていますか。

8、同和対策として建築された公共住宅への入居希望者の募集について、どのような基準をとっておられますか。
 次の選択肢によって該当するものを選んでください。
 (@旧同和地区住民に限る A旧同和地区住民に限らず全住民から公募 B全住民から公募する制度を導入する予定 Cそのほか、今後どうする予定か検討されていることがありましたら、お示しください。)

9、なお、公営住宅入居に関する条例があれば、添付してください。

10、同和対策として建築された改良住宅、公営住宅の家賃を5年以上滞納されている人の人数と、その合計金額をご記入ください。なお、報告内容はいつの時点のことか、期日をお示しください。

11、貴自治体では、人権にかかわる条例(差別撤廃条例など)を制定されていますか。
 次の選択肢にそつて、ご記入ください。
 (選択肢は、@制定している A制定していない B制定する予定)
 なお、条例を制定されている場合は、その名称をご記入くださると共に、その条例や、それに準ずる実施要綱等を添付してください。 

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 日本共産党議員団向け

@乱脈・不公正を極めた「同和行政」も関係法の終了以来7年あまりが経ちました。市民や貴議員団等の努力によって、部落問題の解決のために旧同和地区や「同和行政」も大きく改善されたと思いますが、大きく前進したとお考えのところはどの点でしょうか。自由にお書きください。

A大阪の全ての自治体では、人権条例(差別撤廃条例等)が制定されていますが、条例に関連して、行政や運動団体等から、問題解決に憂慮される動向は起こっていないでしょうか。
 (例えば、○○市では「地域まちづくり委員会」から人権条例を改正して罰則をつくるべきと提言があったり、また、議会で、行政当局が「同和地区はある」と答弁したのに対し、議員が「あるというなら、それはどこか」と質問。これに対し、市長は「その指摘こそ差別を助長する」と発言封じが起こりました。)
 もし、貴市で、このような新たな問題点があれば、具体的にお書きください。

B一般施策のなかでの同和特別枠と考えられる事業費(予算)や「人権協会」への事業委託(例えば○○市の場合では、市民交流センター等の指定管理者として人権協会に事業委託。○○市では住民意識調査を人権協会に委託)等について、あれば、事業名・予算をお書きください。尚、市人権協会および地域人権協会に公共施設を事務所として貸すなど、利用させていますか。
 利用させている場合は、その団体名と、使用料を徴収しておれば、その使用料(年間)をご記入ください。
C、「人権」の名によって「同和」を特別に位置づけた施策が続けられている自治体があります。人権教育・啓発基本方針等における「同和問題」偏重の教育・啓発の傾向はないでしょうか。人権啓発事業の内容と予算がわかればお示しください。

D、「人権教育関係団体」(○○市人権教育研究会等)等の民間団体への助成・補助等について、団体名・補助金(予算)等を教えてください。 
 また、団体役員や事務局担当者に対する職免や過大な出張の容認などの特別処遇はされていないか教えてください。
 (例えば○○市の場合は民間団体である市人権教育研究会の事務局担当教員を職免で従事させたり、年間100回以上の出張を認めたりしています。また、支援加配教員枠をこれに当てたり、欠員補充をしている場合も考えられます。)

E、学校教職員の特別支援加配は国庫負担と府単独の負担が考えられますが、市独自で負担している学校事務職員及び管理職員(校務員)の特別加配は残っていませんか。あれば校別人数を教えてください。

F、旧同和地区内の公共施設(隣保館・青少年センター・老人センター・障害者センター等)を市が管理運営する場合や指定管理者制度の適応、又はNPO団体への委託による管理運営等が考えられますが、貴市ではどのようになっていますか。
 市が直接に管理運営する場合でも公平の原則を欠く事例が多くありました。
 (例えば○○市では中央青少年センターには職員一人の配属に対し旧同和地区の2つの青少年センターには合計40名を配属しているなど)これらは是正されていますか。また、事業委託の場合、市職員の派遣が行われていないでしょうか。派遣されている場合は施設名と人数をお書きください。

G、旧同和地区児童生徒を対象にした学力補充事業とか、子ども会育成事業が特別に行われているところがありました。貴市では現在、どの様になっているでしょうか。わかればご記入ください。(指導者が現職教師か否かや予算など)  

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 各地で盆おどり・夏まつり
   猛暑をのりこえ

異常気象で猛暑のなか、8月27日、28日「第33回とろどぶち納涼盆おどり」を実施。盆おどりは各団体、グループ、個人、商店、事業所など、あたたかいご支援ご協力を賜り、3000名を超える人たちでで大盛況でした。
 箕面第3中学生によるオープニング吹奏楽ではじまり、350本「うちわの配布」、33回にちなんで33名の人たちが当たる800枚「抽選券」を配布。
今年の開会は炭坑節の一節を生音頭の中、 “みなさんの支援と協力で ヨイヨイ さんじゅうさんかいつづきます こんごも地域の発展と 人づくり まちづくりにつとめます サノヨイヨイ”と粋なあいさつで会場をわかせました。
 太鼓、三味線、生唄、鼓裕会の音頭で大きな踊りの輪、その先頭に龍扇会の踊り手さん、8時前後は最高の人出でにぎわいました。
 出店も大忙し、輪投げ、ヨーヨー、ゲーム、くじ引き、スーパーボールすくい、ミルクせんべい、わたがし、ポップコーン、ポン菓子、かき氷、フランクフルトなど、子どもたちがよろこぶ売店がずらり、生ビール、焼き鳥、唐揚げ、チヂミ、お好み焼き、焼きそば、するめ天と大人の人たちも飲みながら食べながら盆おどりで久しぶりに会った友人と交流する姿が多く見られました。
 今年も、事故もなく無事終えることができました。来年の開催に際しては、さらに地域交流の輪を広げて大きな盆おどり行事になるよう努力したいと考えております。(箕面支部・工藤)

 大阪市協は、8月20日、21日に西成盆おどり大会、28日に大国なつまつり。
 富田林では、8月20日に盆おどり大会が猛暑のなかとりくまれ、民権連として成功のため尽力しました。

  松原市議選 4人全員当選
    公約実現へ決意 
 
 松原市議戦は5日、投開票され、日本共産党は山本やすひろ(57)、もりた夏江(48)、福嶋みつのり(62)、野口まち子(59)の4氏が全員そろって当選しました。
 当選した4氏はそれぞれ、「市民のみなさんの思いを議会に届けるためがんばります」「ここからが市民要求実現のたたかいの出発点です。ともにがんばりましょう」など、公約実現への決意を語りました。

  国民融合全国会議・第36回総会、全国交流集会

《国民融合めざす全国交流集会》
と き 10月9日 午後1時〜5時
ところ 大阪国労会館
資料代 1000円
*懇親会 「和りばし」天満本店
《全国会議第36回総会》
と き 10月10日 午前9時〜正午
ところ 大阪国労会館
(JR環状線「天満」駅下車・ガード沿い東へ徒歩3分)
〈問い合わせ先〉
 国民融合全国会議事務局
 電話・FAX 075ー361ー8912
 (宿舎・懇親会参加を希望される方は、9月24日までに申し込んでください)