2008年6月15日 民主と人権 第49号

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 第5回定期大会開く
 地域住民運動のいっそうの前進を

 6月1日、ホテル・アウイーナ大阪において民権連第5回大会がひらかれました。大会に先立って宮原威日本共産党府会議員団長が「橋下府政をどう見るか」と題して記念講演をおこないました。
 宮原議員は、「人権協会の予算の削減、人権協会の場所も来年度は別の所に移ってもらうなど、解同への特別扱いを許さないという点では、一定の変化が生まれている。しかし今すすめられている橋下行革は、本当の意味での民主主義と人権を押しつぶそうとしている、これを許さない府民運動を繰り広げよう」とのべました。
 来賓の加藤秀雄大教組副委員長は、ともに同和秘密調査裁判をたたかう仲間として連帯のあいさつ。大会代議員は、大阪府PTA協議会がすすめている「35人学級と学校警備員の配置存続」の署名に積極的に協力しました。
 大会は、東延委員長の開会あいさつのあと、谷口正暁書記長が総括と方針を提案。「同和」ばなれが大きく進行している住民の変化、大阪地裁による人権文化センターからの解同事務所撤去命令、公営住宅空家公募の進行、橋下府政をどう見るのか、後期高齢者医療制度の撤回、ふれあいのある町づくりの前進などをとりあげ、同和行政終結と地域住民運動のとりくみをいっそう前進させることの大切さを強調しました。
 代議員討論では、大阪市協の西川さん、長瀬支部の喜多さん、箕面支部の西田さん、羽曳野支部の石田さんが発言。地域でのとりくみの具体的なようすや乱脈同和を許さないたたかいが、いきいきと発言されました。 最後に、大会宣言を採択し、大会は成功裏に終了しました。

大会で選出された新役員
 委員長  東   延
 副委員長 石田 清美
  同   工藤 一郎
  同   国広 悦正
  同   谷口 正暁
  同   坂東  勝
  同   藤原 暁代
 書記長  藤本  博
 書記次長 北脇 輝夫
  同  亀谷 義冨
 執行委員 明石 輝久
  同   大阪谷敏兼
  同   岸前 禎一
  同   工藤千代美
  同   森本 啓樹
  同   山田 二男
  同   山本 善信
  同   吉田 佳彦
 監査委員 坂東 幸子
  同   森本 五月

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 記念講演
 「橋下府政をどうみるか」
     宮原 威 日本共産党府議団長

 今の橋下さんをどう見るかということについて、同和行政について本質は変わらないと思いますが、同時に今までのような特別扱いというのがやりにくくなってることなど一定の変化があるんだというふうに思います。
 しかし本当の意味での民主主義や人権は大きく後退させられようとしている。やっぱり毅然として闘わないとあかんのではないか。プロジェクトチームの案というのは4月11日に出て、6月5日に大阪府の財政再建素案が出る、それから1ヶ月ぐらい府民の意見を聞くという期間をとって7月の最初ぐらいに、最終的に財政再建プログラム案になるという。
 今後のなりゆきが注目されるんですが、今の橋下さんのやり方について非常に大きな運動がおこりました。調べてみますと、大阪のPTA協議会は250万の署名をいまやっているんですけど、医師会と歯科医師会と薬剤師会は180万ぐらいの目標で福祉医療を守れということと救命救急を守れということ、それと国民健康保険に対する補助金を切るなということで180万署名というのをやっています。それ以外に全部の施設に関係するようなところを含めて235の団体個人が5月26日に100万ちかい署名を寄せています。PTAの署名とか医師会の署名とかは未だ提出されていませんので、最終的には400万を超す署名が大阪府に寄せられることになると思います。
 大阪府でいうとやっぱりこれから税金の無駄遣いをやめること、阿部さんが4つだけ代表質問で取り上げたのが、箕面の開発は今からでもやめると66億円ぐらい負担が少なくて済む。安威川ダムも今から廃止をすれば390億円ぐらい無駄遣いを回避できる。それから、水余りのときに、紀ノ川から水を引っ張ってきて浄水場をつくるという計画が残っていて、安威川の浄水場と紀ノ川の浄水場、2つの浄水場で73億円不要なんですけど。こういうものをやめれば、500億600億という財源はすぐに出てくる。一方では橋下知事が部落解放同盟いいなりの同和行政に対する批判が強くなる中で、一定の譲歩をせざるを得ないという面がでてくると同時に、一方で一番大事な人権とか民主主義という点ではうんと反動的な府政をやろうとしている。そういう面を両方ちゃんと見定めながら一緒に頑張っていきたいと思います。   
      (発言要旨)
 来賓あいさつ
  加藤 秀雄 大教組副委員長

 5月31日、大会に大教組はじまって以来、大阪PTA連合協議会の会長さんがあいさつに来られまして、会長がおっしゃってるのは、35人学級の存続と学校警備員を廃止しないでくださいの2つの署名が、おとつい時点で90万を超えたそうです。おそらく100万を超えるんじゃないかと、橋下知事に対する先制パンチになるんじゃないかと思っています。
 橋下知事の福祉や教育を切り刻むというあのやり方は最も能力のない知事がやることだと思っています。能力が有って知恵があれば違う動き方ができると思うんですけど、とことん削りたおすということしかようせんと私は思っています。もう一つ、今大阪の教職員や警察官や府の職員などの大幅な賃下げも提案しています、それと府民に痛みを押しつける以上あなたたち我慢しなさいということで退職金の5%カットまで言いだしてる、早く知事の首をすげ替えるため先頭に立って頑張りたいと思います。

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 代議員発言

 大阪 市協 西川 乙女さん
 旧芦原病院の巨額な不正融資や補助金支出を繰り返していた問題で、背任罪で告発された関前市長らを不起訴とした大阪地検の処分に対し、大阪第二検察審査会が「不起訴処分は不当、起訴相当」と議決しました。しかし地検は不当にも再度不起訴処分としました。 また、大阪市は、民権連や市民の批判を受け、同和行政見直しの一環として市営住宅入居を昨年七月に初めて公募。旧ふれあい人権住宅への応募倍率は、大阪市全体で十・八倍、浪速区では十一・三倍と公平な住宅行政へ一歩前進です。
 この間、大阪地裁が解同四支部に対し人権文化センター内の事務所明け渡し命令を出しました。劣悪な環境で営業していた地域の零細な皮革業者に作業場を提供する目的で造られた工場アパート問題では、回収率百%を装うために同和事業の裏金で穴埋めをしていたことが明らかになりました。
 生活相談では、税金・記帳相談会や就学援助、健康診断、また、ヘルパーステーション「とまと」で月一回とりくんでいる「にこにこお食事会」を楽しみに周辺地域からもお年寄りが集まり、ボランティアさんが準備した心ばかりの手作り料理とカラオケにと一日を楽しく過ごし喜ばれています。

  長瀬 支部 喜多 信子さん
 昨年の10月23日付け街角デイハウスということで認可がおりました。3年前になるのですが、街角デイハウスというのは中学校区に一つだけ許可されるという一般行政の中で認められているものを、私は一般行政によって申請したんですけれども解同の横やりで何の根拠もないのに認可しないとこの3年間たたかいをしてきました。長尾市政を誕生させることで共産党議員団、多くの民主勢力の力も借りて追及し、当たり前のことを当たり前の行政としてやれというたたかいの中で3年目にしてやっと認可されました。ところが、喜ぶ間もなく橋下知事が誕生して、認可されてるとことも含めて街角デイハウスの助成を廃止するというような状況の下でも精力を上げてたたかっていかなあかんと思っています。この街角デイハウスのなかで高齢者の人たちが毎日どんなふうに楽しく生活できるようになったかということを報告させていただきます。
 私は東大阪の長瀬町のまちづくりの役員、解同、民権連、役所も入っている推進会議の副実行委員長をやらしてもらったりしている中で、何が大切やというたら、やっぱり長瀬町の中に周辺の人たちに足を運んでもらうということが少ないです。そういう意味では、3月7日、8日のちぎり絵作品展に200人を越える
人たちが来てくれましたがその中には、周辺のおっちゃん、おばちゃんたちがずいぶんいます。長瀬町の解同の会員さんも見にきてくれました。人権文化センターでやったんですけど、ここにこういう場所が有るんやでと、もっともっとみなさんのとりくみもこの人権文化センター使ってやってやと街角デイハウスの人たちにも言ってます。交流会もここでやろうやと言ってます。まだまだ未熟なとりくみですけど、今こそ民権連の運動が地域で草の根運動をやれるときだし、やれる、我々の数十年間やってきた大きな力がやれる要素になってると思います。先輩たちに生き生き元気になってもらえるよう頑張っていきます。

  箕面 支部  西田 照代さん
 「民主と人権」第48号に掲載されました住宅入居ですが、今まで地区協方式でしたが、市営住宅空家入居募集が、4月に市の広報で
   四ページへつづく

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募集され公開抽選による入居者が決定されました。
 私たちが特措法期限前から要求しつづけてきたことがやっと実現しました。これは画期的なことで、府下にも大きな影響を与えるものと思います。この、4月にテラスハウス1棟が空き、86世帯の応募があり、公開抽選の結果入居された方は、20代の若いご夫婦で、長年聞けなかった赤ちゃんの泣き声が毎日聞こえてきます。 親と子のふれあいを深める「春のこどもカーニバル」は、今年で16回(16年)、世代間交流を深める「餅つき交流会」は今年で17回(17年)を迎えました。当初は箕面市の予算も付きませんでしたが、2年目からは毎年予算化されるようになりました。また、昨年度、指定管理者制度の導入で老人いこいの家は「シルバーライフ・さくらがおか」NPO登録団体が運営・管理をおこなっています。こうした地域に根付いた伝統文化や交流を深めながら、人の「輪」を「和」に広める行事、今ではなくてはならないとりくみになっています。

 羽曳野支部 石田 清美さん
 私は、「聊娯亭(りょうごてい)」の大阪地裁判決について報告します。
 昨年12月27日大阪地裁は、知事の認可以前に不当に埋め立てたことが違法であり、それを知っていながら、虚偽の埋め立て申請をした福谷前市長の不法行為を認定し、福谷前市長と大手食肉卸「ハンナン」元会長浅田満氏に対して、契約前に不法に埋め立てた損害賠償金5227万円の支払いと敷地内を通る水路部分の明け渡し命令を下しました。
 事の起こりは、11年前の97年に敷地面積約3000坪の土地にのべ床面積471坪の豪邸を建築。庭園部分の土地約1000坪が、地元財産区の池を埋め立てた財産区の所有地を年12万円で賃貸し、また、平成元年に購入した土地の一部714uを市に提供した見返りに、2・75倍の土地1962uの土地と交換したことにあります。
 公判の中では、知事の認可なしに池を完全に埋め立てたこと、市長と浅田氏が土地交換契約や賃貸契約を結ぶ前に既に浅田邸の敷地として使用されていたこと、水利組合の協議書を市職員が偽造したことなどが明らかになりました。
 この地裁判決では、1000坪/月1万円の賃貸契約と2・75倍も開きのある土地の交換に対する司法判断は避けましたが、「市民の会」は、高裁でこの問題も含めて損害賠償をしていきます。

*祝電・メッセージ

大阪府知事 橋下 徹

*民主団体・労組関係
全大阪労働組合総連合 議長植田保二、大阪教職員組合 中央執行委員長辻保夫、国民救援会大阪府本部 会長戸谷茂樹、大阪医療労働組合連合会 執行委員長西原美鶴、大阪商工団体連合会 会長三谷信雄、大阪民主医療機関連合会 会長池田信明、大阪府立高等学校教職員組合 執行委員長筆保勝、新日本婦人の会大阪府本部
    
*人権連関係
 全国人権連、群馬県連、埼玉県連、和歌山県連、茨城県連、栃木県連、神奈川県連、
 兵庫県連、福岡県連、山口県連、長野県連、愛知県連、
    (順不同・敬称略)

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 大 会 宣 言

 わたしたちが部落解放運動を卒業し、「民主主義と人権を守る府民連合」(民権連)を創設して5年目を迎えました。大阪における部落問題は基本的に解決し、いま残る課題は「解同問題」の一掃、行政の民主化の課題です。
 この間、芦原病院問題、飛鳥の小西支部長、八尾の丸尾人権協会副会長の相次ぐ逮捕など、行政と解同幹部のゆ着による不正腐敗が次々と明らかになり、それまで沈黙していたマスコミがいっせいに報道するなど、解同タブーが完全に崩れました。3月27日には、大阪地裁が解同大阪府連4支部に人権センター内の事務所の明け渡しを命じました。また大阪市では連日のように裏金問題が表面化し、乱脈同和の実態が次々と明らかになっています。こうした変化のもとでいま各市で同和行政の見直しがすすめられています。
 「子どもが笑う」「大阪を変える」をキャッチフレーズに誕生した橋下知事。「財政非常事態宣言」を宣言し、「すべての事業、出資法人及び公の施設をゼロベースで見直す」と表明しました。大阪府が発表した「財政再建プログラム試案」には、文化・スポーツ施設の廃止をはじめ、赤ちゃんからお年寄りまであらゆる府民の暮らしや文化にかかわる施策をなで切りにすることが盛り込まれています。この「試案」にたいして、さまざまな府民や各界から「切り捨てないで」「廃止しないで」「橋下改革に異議あり」の声、運動が大きく盛り上がっています。
 同和事業では、大阪府人権協会補助金の廃止、人権相談推進事業費補助金の廃止(08年度)、副読本にんげんの廃止(09年度)など、同和事業の多くの廃止、見直しを打ち出しています。これは「ゼロベースで見直す」とした「橋下行革」のもとで、同和事業が「聖域化」できなくなったこと、と同時に同和行政の終結を求めるわたしたちと府民の運動が反映したものです。しかし橋下知事は、府議会での共産党議員の質問にたいして、「同和問題は全く解決されていない」「全くの事実誤認、認識不足だ」「利権と暴力というが全く証拠もない」などと答弁して、部落問題解決のための運動と府民の努力を完全に否定し、解同擁護の姿勢をあらわにしています。わたしたちは、橋下知事に対して、同和事業の終結はもちろんのこと、@大阪府が同和行政の終結宣言を行うこと、A同和問題解決府審議会を廃止すること、B大阪人権センターから解同事務所を撤去することなどを求めて、引き続き運動をすすめなければなりません。
 いま国民のあいだには福田自・公内閣への怒りが沸騰しています。ガソリン税の暫定税率の復活、道路特定財源の再議決、派遣労働、農業の再生、地球環境、自衛隊のイラク派兵など国民の前で明らかにすべき問題が山積しています。さらに生活必需品の価格がのきなみ高騰し、国民生活を苦しめています。なかでも、実施の強行で矛盾と怒りが噴出しているのが後期高齢者医療制度です。75歳をこえたというだけで、収入ゼロでもムリヤリ保険料徴収、年金からの天引き、滞納したら保険証とりあげ、その上、うけられる医療も差別される、あらゆる場面でひどい差別がおこなわれる、こんな差別医療制度は許されません。お年寄りいじめの後期高齢者医療制度は絶対に廃止させなければなりません。
 同和行政の終結に向けて時代の潮目はたしかに変わりました。わたしたちは、この間のとりくみの中で、府民の人権と民主主義を守る上で民権連の果たすべき役割と期待の大きさをひしひしと感じています。歴史を切り開くのはわたしたちのたたかいです。部落問題の完全解決、平和と民主主義を守るたたかい、暮らしを守るたたかい、住んでよかった笑顔あふれる町づくりのために、これからも力を合わせてがんばっていこうではありませんか。

 右宣言します。
 2008年6月1日
 民主主義と人権を守る府民連合第5回定期大会

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 橋下徹知事との懇談
 
 委員長あいさつ
 私は、民主主義と人権を守る府民連合、略称「民権連大阪府連」委員長の東延でございます。
 今日は大変お忙しいなか、私どもの要望に応えてお会いして頂きまして、ありがとうございます。
 私たちの考え方については、府の審議会での意見、そして2回の要望書も見て頂いたと思いますが、私たちは、今日の部落問題、同和問題は、基本的に解決されていると思っています。
その点については、谷口書記長から説明いたします。
 私たちのこの考え方を真摯に受け止めて頂き、充分検討されまして、真に部落問題、同和問題を解決するためにも、同和行政、同和教育を一日も早く終結されるよう心からお願いして、私の挨拶とさせて頂きます。

 民権連発言要旨
 連日の激務にもかかわらずに、私たち民権連との懇談をつくっていただき誠にありがとうございます。
 私ども民権連は、前身の全国部落解放運動連合会(全解連)から、04年6月、部落問題が基本的に解決されたとの立場から、組織を、民主主義と人権を守る府民連合(民権連)に発展させ、いま、民主的な地域づくり・町づくりを中心に、同和行政の負の遺産の一掃のために活動しているところです。
 部落問題の解決とは、格差の解消、偏見の克服、住民の自立・自治、自由な交流の進展この4つの課題を達成することにあります。大阪における部落問題は基本的に達成されました。「部落」や「同和」という束縛から一日も早く解放され、同じ府民として普通に暮らしたい。これ以上やってもらったら、かえって部落問題解決のマイナスになる。だから大阪府が同和行政を完全にやめてほしい。あとは住民の自立・自治の努力にまかせてほしい。もちろん意識の問題は完全に解決したわけではないが、それは特別な行政を廃止したうえで、府民と私たちの努力で徐々に解消させていくもの。これが私たちの思いです。
 これまで橋下知事は部落問題についていろいろ発言してこられています。
・「僕のひとつ上の世代は同和差別をうけてきたと思っています。しかし、僕らの世代は同和対策をすることがかえって、差別を助長すると考えています。したがって同和対策の予算はゼロにすべきです。」
・「やっと同和地区の方についてもフラットになれる状況になった、これからどうするかということを考えないといけない」
 知事のこれらの考え方は我々と共通したものがあり、基本的に同意できるものです。
 さてPT案における同和事業の見直しについてでありますが、私たちも詳細に分析したわけではありませんが、府の同和予算は年約40億円。人権金融公社への貸付残額は約48億円にもなっています。PA案はこれまでの同和事業に大胆にメスを入れ、廃止・見直しを打ち出しています。これらの見直しを徹底して行い、同和行政そのものを終わらせていただきたい。そしてそれらの財源を財政再建や一般施策に回してほしいと思います。
 最後に、PT案におけるその他の見直しについては、府民の声をしっかり聞いていただいて、慎重な対処をおねがいしたい。
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 (5月28日 大阪日日新聞より)

 (5月28日 産経新聞より)

 沖縄県議選
  自民惨敗、共産党5議席に躍進

 沖縄県議選は八日に投開票され、現有3議席だった共産党は5候補が当選、議案提案権を獲得、代表質問などもできるようになりました。県議選では、県政だけでなく後期高齢者医療制度や新基地の建設問題など国政も大きな争点になりました。とくに後期高齢者医療問題は、最大の争点となり、直近の県議選でノーの審判が下されたものであり、衆議院段階で直ちに廃止すべきです。
 また安保廃棄、基地撤去をかかげる日本共産党が躍進したことは、後期高齢者医療制度の廃止とともに、名護市辺野古への米軍新基地建設反対の県民世論を示したものです。

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 「大阪維新」プログラム(案)
         団体補助金

 6月5日に発表された「財政再建プログラム案」では、大阪府人権協会への補助金は08年度40%削減、09年度60%削減となっています。しかしこれは、全面見直しを打ち出したPT案よりも後退しています。ただ旧同和関連団体補助金全体では、09年度については4分の1に(07年度比)削減される見込みです。なお6月2日に発表された自民党府会議員団の第二次提言では、大阪府人権協会ならびに人権相談事業補助金については、08年度は市町村と相談すること、09年度以降は廃止する方向で市町村と調整すること、となっています。 団体補助金の見直しは、下の表の通りです。

 コーラスひまわり
  20周年記念ミニコンサート

 5月18日、浪速の「コーラスひまわり」が結成20周年を記念して、敷津連合会館でミニコンサートを開催しました。
 87年に開催された全国部落問題研究集会で組曲「世界でいちばん大きな花は」の合唱をきっかけに「ひまわり」を結成、以来20年間歌い続けてきました。
 ひまわりは「千の風になって」「ビリーブ」「世界でいちばん大きな花は」など合唱、そのあと参加者全員で「野に咲く花」、「ふるさと」など歌い、楽しい一日を過ごしました。