2013年6月15日

  民主と人権第108号

108−1
 「地球のすみずみに憲法の花を」
     民権連 第10回定期大会

  6月2日、大阪市内において、民権連第10回定期大会が開かれました。
 今年は、特別企画で憲法漫談「地球のすみずみに憲法の花を」と題して笑工房のナオユキ氏に漫談をおこなっていただきました(2面要旨)。
 谷口正暁委員長は、この一年間府下すべての地域を調査し、いずれの地域も大きく変貌、周辺との格差が解消した事実を目の当たりにし、「もはや掛ける橋もない」という実感と「良き日を」を私たちの手でつかみ取ったという感動に包まれました、とあいさつ。その後、藤本博書記長が総括と方針を提案。法が失効して11年、この間、乱脈行政の後片づけ、研修・啓発・教育の是正、まちづくりのとりくみなどを通じて大きな変化をつくりだしてきたこと、その上にたって今年は、@安倍政権が企む憲法改悪の阻止、A橋下独裁・フアッショ政治を許さない、B住んでよかった安心・安全のまちづくりと住民要求実現、C乱脈同和の後片づけをやりきる、D参議院選挙勝利をめざす、の5点で大いに運動を展開していこうと呼びかけました。
 討論では、7人が発言(3〜5面)、運動の前進と到達点に確信をもった発言となりました。
 その後、運動方針、予算、新役員、大会宣言を採択して大会を終えました。  

*選出された新役員
 執行委員長 谷口 正暁
 副委員長  石田 清美
  同    工藤 一郎
  同    坂東 勝
  同    藤原 暁代
 書記長   藤本 博
 書記次長  亀谷 義冨
  同    北脇 輝夫
 執行委員  明石 輝久
  同    大阪谷敏兼
  同    柏木 功
  同    工藤千代美
  同    八田 務
  同    森本 啓樹
  同    山本 善信
 顧 問   東  延 
  二ページへつづく
108−2
 特別企画 憲法漫談   
  「地球のすみずみに憲法の花を」
      ナオユキ氏(笑工房) 

 今日は憲法の話ということで、本題に入ります。
 (まず、憲法9条の朗読から始まる)
 「日本国憲法第9条『戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認』@日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。A前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない、」となっています。
 憲法9条を変えたらどんなことになるか、私たちの暮らしどんなことになるか。
 9条を変えたら国は戦争の準備、軍備の増強に努めます。経済はどうなるか消費税のアップ。手先の器用な日本人がアメリカの手先になる。ミサイルなんかでもひょっとしたら敵のミサイルを落とすことができるかも。マスコミについても、国がマスコミを支配化において自分らの都合の悪いことはいっさい報道しない、決まったことを発表する。例えば今のテレビなんか見てても全然おもろない。
 9条を改悪されて、国は戦争の準備、反対をしてる団体の禁止、どういうことかというと国民の健康や安全を守ろうなどまともな事をいう労働組合が弾圧される。労働組合が弾圧されると、例えば残業手当がなくなるとか、年収が半分になってしもたり、退職金100万円とか。戦争でカタを付けようとか。
 戦争が始まると大変なことになる、自衛隊は戦場へ行くことになる。これまでの安全な所でなく最前線へ自衛隊が送り込まれることになる。そうなると自衛隊員がケガをするということは日常茶飯事になります。
戦争にはどんな人が送り込まれるか、徴兵制かておこなわれる。若者がどんどん戦争に送り込まれることになる、一人の若者を支えるのに3人の高齢者が必要に、今と逆のこと、えらいことです。女性も送り込まれるかもわからへん。敵にショックを与える大阪のおばちゃんとか。
 憲法9条がなかったら、若者が戦争にいって闘いたくないやつと闘って、殺さなあかんことになる。それやったら、憲法9条改悪と闘うほうが国民にとって喜ばしいこととちがうやろか。
(最後に一息で日本国憲法前文を朗読する)
 「日本国憲法前文
 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
  (中略)
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」
    (要旨 編集部)

 漫談を聞いた人の声

・最初、ナオユキさんを見たときはこれが芸人かと思ったが、話芸はおもしろくてさすがだった。
・憲法の話、9条の朗読、憲法前文の朗読は本を見てもあそこまですらすらとしゃべれない。今日の話聞いて憲法をもっと勉強してたらよかったと思いました。
・話を聞いて憲法を変えたらあかんと思ったし、がんばりたい。
  三ページへつづく

108−3
 代 議 員 発 言

 橋下市長 大阪の恥 直ちに辞職を
大阪市協・藤原善雄代議員
 連日テレビや新聞などで報道されていますし、大会宣言案にも書かれている「橋下暴言問題」について発言します。橋下市長は「慰安婦制度は必要だった」「米軍は風俗業の活用を」と発言し、国内はもちろん世界各国から避難をあびました。女性蔑視のみならず基本的人権をも平気で踏みにじり、謝罪も反省もしない市長は大阪の恥でありただちに市長を辞職し、ついでに弁護士バッジも返していただく、このことを民権連としては特に強く要求します。
 市長は米軍には謝罪をしました。しかし、当事者である元「慰安婦」や国民にまっさきに謝罪するのがまともな市長のとるべき行為と思いますがいかがですか。
 5月30日に委員長、書記長と市協のメンバー10人で市長に面会を求めましたが、市長との連絡もとらない秘書課の対応に抗議の声が響き渡りました。また、その後の人権課との話し合いで、市長の発言を維新の会の発言にすり替えかばう一幕もみせました。私たちは、同和問題の解決をはじめあらゆる人権を踏みにじる一連の発言はこれまで大阪市が市民に啓発をくりかえしおこなってきた市政方針と矛盾する暴挙であり、到底許すことができないと強く抗議し市長との面会を求めました。
 議会では問責決議案は否決されましたが、市民の怒りはおさまりません。辞職に追い込むまで頑張りましょう。

 「特別はいらない」が前進
  貝塚・明石輝久代議員
 この間生活相談は、3000件をこしました。住民とのつながりが日々強まっています。「同和」の特別法がなくなって、10数年になります。この間、特別対策はほとんどなくなりました。東大阪市との対比でいえば、残されているのは同和更生資金の返済が、16件、260万円残っています。徴収不能で債権放棄もということが言われています。保育所入所や、住宅入居などは、他の保育所や住宅と同じ基準になっています。青少年会館も一般開放されていて市民みんなが利用しています。
 診療所は撤去、ト畜場は条例が廃止されました。このように「特別はいらない」が前進しています。
 今後は市民と共通した課題が多くあるので、共同のとりくみを広げ住民要求を実現するために頑張りたいと思います。
 
監査委員 解同事務所は 撤去すべき
 富田林・工藤定代議員
  人権文化センター内の人権協会事務所に解同事務所が設置されている問題で、その撤去を求めて監査請求をおこないました。そして、請求者の意見陳述の場が開かれ、そこで運動団体の事務所が公的施設にあるのはおかしい、撤去すべきとの意見を述べました。
 また監査委員の中からは、解同事務所の撤去はもちろん人権協会の事務所も他へ移すべきだとの意見もでました。
  四ページへつづく

108−4
 人権協会の事務所も撤去すべきとの意見は、まだ大阪府下で人権文化センター内に設置されている人権協会事務所問題に大きな影響を与えると思います。
 今後、支部は監査委員会のこうした意見を市はどう考えているのか、対応すべきだと市との話し合いを強めていきたいと思います。

 「特別扱い」是正へ 市各部と懇談
 長瀬・藤本博代議員
 3月23日、長瀬地域まちづくり実行委員会が呼びかけた第1回長瀬地域クリーン作戦がとりくまれ、住民、子ども会、行政から約70名が参加しました。参加した人からは定期的にとりくみことが大切と感想が出されていました。
 この間住宅集会所のトイレの改造、団地内放置自転車と単車の撤去、住宅塗装などが実現しました。
 次に、街かどデイサービス「和氣愛々」のとりくみですが、毎月の誕生日会は、近くの住宅集会所が一杯になるほど参加してくれます。初めてとりくんだ「美味しいお昼と素敵なおしゃれの会」はみんなが主人公です。自慢の服で着飾ってレッドカーペットの上をモデルのように歩いています。また、車イスに乗った人や男性と手を取り合い歩いています。笑顔がまぶしく拍手喝采です。東大阪元気で長生きする会、ケアフリー、ひびき福祉会の仲間も参加し大きく成功しました。
 高齢化がすすむなか、介護保険制度からはじかれた高齢者支援のとりくみ(見守り、草むしり、電灯交換、洗濯、病院への付添、買い物、他)など、介護のネットワークを地域の中に張りめぐらしていくことを考えています。
 昨年「東大阪市外部監査報告書」で明らかになった乱脈同和の「特別扱い」、保育所入所の「皆保育」、青少年運動広場の独占使用、住宅公募で中学校区25点加算や滞納家賃問題、はぐさ生協運営貸付金返還問題、まちづくりの遅れなどについて、市各部局へ週一要請行動をおこないました。
 今年1月22日「市民のくらしと営業を守り、住みよいまちづくりを求める要求書」(79項目)を市に提出、5月中旬に文書回答。
 「終結の会」は4月10日に要求書を市に提出、5月7日に回答書を受け取り、この間、建築部、子どもすこやか部、環境部と交渉をおこないました。支部は「終結の会」と力を合わせ乱脈同和の後片づけのため奮闘していきます。

 府下の地域を調査 「地域は大きく変貌していた」
 大阪市協・柏木功代議員
 事務局に連れて行ってもらって、北は能勢町から南は岬町まで地域を案内してもらいました。
 印象は、「『部落』はなかった」ということです。
 私が高校で部落問題研究会を再建したとき、1965年ですが、その頃は川の土手にあがると田んぼの向こうにひとかたまりの「地域」があちこちにあり、その中の一つが「未解放部落」だと告げられました。
 今回、川の土手にあがると、見渡す限り家家家、あちこちにマンション。車で近づくと旧解放会館らしき「○○センター」への案内板があり、ここらだったのだと分かる。
 小説「橋のない川」に例えると、川は埋め立てられてまわりは家で囲まれ孤立した集落はなかった。地域によっては、「部落」の外に施設が建てられ、「同和地区」という線引きは身分制度の残り滓と関係なく事業のために人為的に引かれたことがよく分かりました。それもこれも1960年代からがんばってきた民権連の役員のみなさんに現地で教えてもらって分かったことです。移動する車から見た古い文化住宅の並ぶ対象外地域のほうが荒れて見えました。
  五ページへつづく

108−5
堺市教委が人権啓発パンフで「部落民宣言」を紹介しています。府下の各地の人権教育研究組織が「すべての学校園所で部落問題学習を」と主張し、多くの教育委員会がフィールドワークと称して新採用教員を地域につれていき、解同メンバーの話を聞かせています。
 部落問題の解決のために「部落問題学習」をやめさせるためにがんばります。

 まちづくり交流会のとりくみ
 寝屋川・田代寛文代議員
 寝屋川市東部まちづくりの会は、毎月いきいき文化センターで、市がすすめるまちづくり政策について、「住みつづけられるまちづくり」のための学習会や市に対して要望書提出などの活動をしています。昨年10月には寝屋川市へ以下の要望書(@情報公開し全住民の参加で、A計画道路について、Bバス路線改善を、C小中学校の統廃合は?、D村役場跡地の活用を、E公共施設の活用は?、F団地の耐震化・公募を)を提出し、市との懇談をおこないました。今年1月にはその後の交流会で出された意見をもとに再度寝屋川市に要望書(@道路の拡幅、A福祉センターまでの交通の便を図る、B打上川に親水空間の整備を、C寝屋川の源流である三つの川の環境保全を、D河川へのごみの不法投棄の規制を、など)を提出しました。寝屋川市は今年3月に東部地域まちづくり整備計画(案)を発表しました。庁内で検討委員会(跡地活用部会、公共施設再編部会、教育部会、地区整備部会)を立ち上げ策定作業をおこなったものです。この中身についての検討も専門家を招いておこなっています。特に梅ヶ丘小学校と第四中学校の廃校を前提にした小中一貫校構想については反対の立場を明確にしています。寝屋川市の中で、緑や自然が多く残された東部地区、すべての住民が意見を出し合い、じっくりすすめるまちづくりのとりくみを今後も続けていきます。

 笑顔あふれる 春の子どもカーニバル
 箕面・工藤一郎代議員
 箕面市は市営住宅の公募にさいして「同和対策事業の推進、その一環として」住宅を建てた、この主旨を理解するようにという地図入りの文書を配布していました。支部は、これは、ここが「同和地区」と市が言っているもの、これは許されないと昨年の11月に市と話し合いをしました。そして、12月の、大阪府交渉でこの問題をとりあげ、「同和問題の解決に逆行する直ちに指導するように」と求めました。府は、この文章は容認していない。個人情報保護条例に触れる、市に対して助言したと回答。ところが市は、住宅を建設してきた経緯があり、見直す考えがないと言明しました。 
 そこで、支部は府連と共同で市に抗議・要請行動、人権室は「庁内で検討しているので追って返事をしたい」と回答。その後、「あの文章は問題があり謝罪する、今後一切なくすように当該部局と調整した」と回答してきました。久しぶりの府連との統一行動で同和問題の逆行を是正させたことは、府下的にも大きな意義があったと思います。
 次に、3月27日に実施した北摂地域、北芝・桜が丘、古江・蛍池の視察に府連三役メンバーと一緒にいきました。ほとんどの地域が改善され昔の面影はありません。なかでも桜が丘が一番でした。
 最後に、4月28日の春の子どもカーニバル、今年はさわやかな青空の下、多くの子どもや親子でいっぱいでした。内容は新聞で見ていただくとして来年も頑張りたいと思います。
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108−6
 第10回大会決定の方針部分を以下掲載します。
 「2013年度運動の課題と方針」

(1)日本国憲法の改悪を許さない
 安倍政権、日本維新の会が狙う憲法改悪をどんなことがあっても許してはなりません。憲法9条改悪反対、96条改定反対のたたかいに積極的にとりくみます。
(2)大阪の民主主義を輝かせよう〜橋下ファシズ ムを許さない〜
 日本維新の会の正体がむき出しになっています。橋下・維新の会の府民いじめ・市民いじめを許さない府民運動の一員として奮闘します。
(3)住んでよかったまち づくり
 安心・安全のまちづくり、誰もが住みつづけられるまちづくり、住民参加のまちづくり、提案型のまちづくりのとりくみを進めます。
(4)住民要求の実現
 生活相談活動をはじめ、旗開き、お花見会、子どもカーニバル、盆踊り大会、旅行会、お食事会、健康診断、介護問題学習会、クリスマス会などのとりくみを進めます。住民のよき相談相手になるよう日常の活動を進めていきます。
(5)部落問題についての正しい理解を広める
 行政の「差別意識」論への徹底批判をおこない、行政による「人権教育・啓発」「意識調査」の中止を求めます。「人権行政・人権啓発」についての学習会を開き理論的な力を高めます。
(6)「部落問題学習」を一掃させる
 各教委・学校に教育の中立性(教育に政治運動・社会運動を持ち込ませない)を厳守することを求めます。
 学校教育から「部落問題学習」をやめさせるとりくみを進めます。
(7)「乱脈行政」の後片付けと「同和行政の完全終結」
 一部に残された「乱脈行政」の後片付け、なかでも東大阪市における行政のゆがみ、特別扱いの一掃を重要課題と位置付けとりくみを進めます。また地域でその時々に起きた問題については機敏に対処し解決を図っていきます。これらのとりくみを「同和行政の完全終結」へとつなげていきます。
(8)政策・宣伝、学習活動
 これまでの運動のまとめの作業を計画的にとりくんでいきます。正しい報道を求めマスコミへの働きかけをおこないます。必要に応じて、政策・宣伝のとりくみ、学習会を提起します。
(9)「人権侵害救済法」の制定を許さない
 「人権侵害救済」を名目に解同の「確認・糾弾行為」に法的根拠を与える「人権侵害救済法」に反対するとりくみを進めます。
(10)第9回地域人権問題全国研究集会
 10月12〜13日に北九州市で開かれる第9回地域人権問題全国研究集会に参加します。
(11)組織・財政・機関紙活動
 機関紙のホームページへの移行、事務局体制をはじめとした組織問題、財政問題について四役を中心に検討をおこなっていきます。
(12)共同行動
 日本国憲法改悪反対、橋下ファシズム反対の府民運動、地域の民主団体のとりくみに積極的に参加していきます。
 「明るい会」「府民連」をはじめ府民運動の一員としての役割を果たします。自治労連、大教組、府職労、自由法曹団、終結の会、府下の労組・民主団体との協力・連携を進めます。「ろくな者じゃの会」の活動に協力します。
(13)政治の革新
 協力・共同する日本共産党をはじめ真の革新勢力の前進をめざします。7月におこなわれる参議院選挙での勝利をめざして奮闘します。
  七ページへつづく

108−7   
  大会宣言
 「民主主義と人権を守る府民連合」(民権連)結成10年目という記念の年を迎えました。
 大阪における部落問題は、基本的には解決しています。残っている課題は、いまだに「同和行政と同和教育」を実質的に終結させない大阪府、大阪市などの行政問題です。特に東大阪市には乱脈同和の「特別扱い」が市政全般に残っています。これらの行政問題解決のために奮闘しましょう。
 自民党安倍内閣は、日本維新の会などの協力を得ながら今国会に憲法改定の発議要件を緩和する憲法96条の改定案を提出し、参議院選挙でも争点にする動きを強めています。96条の改定は、憲法の恒久的平和主義を否定し、憲法9条の改悪に直結する極めて危険なものであり、断固阻止しなければなりません。
 「『慰安婦』制度は必要」「米軍は風俗の活用を」との暴言を連発する「日本維新の会」共同代表の橋下徹大阪市長は市長も政治家の資格もありません。今回の発言は、侵略戦争の歴史を否定し、苦難を強要された被害者の尊厳を傷つけたばかりか、平和を願う全世界の人々に対する挑戦であり、前代未聞の暴言です。
 女性をもっぱら性の対象としてしか見ない政治家が、市民・国民の人権など守れるはずはありません。基本的人権感覚を失い、世界平和への努力を全く意に介さず、国際世論に逆行する橋下市長は、その暴言の重さを深く謝罪し撤回するとともに、ただちに大阪市長を辞任することを要求します。
 この一年、府下の全地域を調査してきました。この間、まちづくりのとりくみによって地域は大きく変貌し融合が進んでいます。しかし、公営住宅法の改正などによって、一定の収入がある人や若年層が地域外へと流出、高齢者と低所得者が住むまちへと変わりつつあります。
 一方、住んでよかった安心・安全のまちづくりへのとりくみも住民参加のもとで進められており、こうしたとりくみをいっそう前進させることです。
 私たちは、本大会で決定した活動方針に基づき、@安倍政権が企む憲法改悪を許さない、A橋下独裁・フアッショ政治を許さない、B住んでよかった安心・安全のまちづくり、C「乱脈同和」の後片づけをやりきる、D7月の参議院選挙で協力・共同の関係にある日本共産党の勝利、そのために全力をあげて奮闘することをここに宣言します。

                 2013年6月2日
                 民主主義と人権を守る府民連合第10回大会


第10回大会に寄せられた祝電・メッセージ
*大阪府知事 松井一郎
*日本共産党
 参議院議員 書記局長代行      山下よしき
  くらし・雇用対策委員長    たつみコータロー
      大阪府会議員団
*民主団体・労組関係
大阪自治体労働組合総連合、大阪教職員組合、大阪府立高等学校教職員組合、大阪民主医療機関連合会、全大阪生活と健康を守る会連合会、大阪商工団体連合会、大阪市対策連絡会議、全国一般大阪府本部
*人権連関係
全国人権連、茨城県連、群馬県連、埼玉県連、神奈川県連、愛知県連、和歌山県連、兵庫県連、岡山県連、山口県連
    (順位不同敬称略)

108−8
 「橋下市長の辞任を要求する」 
     5月15日 民権連  

 民権連は、5月15日、「『慰安婦』制度は必要」「米軍は風俗の活用を」との暴言を連発する「維新の会」共同代表の橋下徹大阪市長は市長も、代表の資格もありません。今回の発言は、侵略戦争の歴史を否定し、苦難強要された被害者の尊厳を傷つけたばかりか、平和を願う全世界の人々に対する挑戦であり、前代未聞の暴言です。
 女性をもっぱら性の対象としてしかみない政治家が、市民・国民の人権など守れるはずはありません。基本的人権感覚を失い、世界平和への努力を全く意に介さず、国際世論に逆行する橋下市長は、その暴言の重さを深く謝罪し撤回するとともに、ただちに大阪市長を辞任することを求める要請書を提出しました。
 その後、橋下市長との懇談を求め、市に対して要請をおこなっています。
 市は、「市長ではなく政治家としての発言」と逃げています。
 民権連は、引き続き橋下市長への抗議行動を強めていくことにしています。

 「オスプレイ訓練 大阪で受け入れの撤回を求める声明」
       6月6日 民権連

 民権連は、6月6日、松井知事が安倍首相と会談をおこない、「沖縄県に集中する米軍の新型輸送機オスプレイの訓練の一部を大阪で受け入れる」表明したことに対し、オスプレイの訓練受け入れ表明は、平和を願う国民・府民に敵対し、米軍基地を大阪に広げようとするものであり、「オスプレイの配備撤回」「米軍普天間基地を閉鎖・撤去、県内移設の断念」という沖縄県民の総意を無視するものであり、松井知事、橋下市長に、訓練受け入れ表明の撤回を強く要請します。
 「特別扱い」の異常な実態を報告
    東大阪同和行政終結めざす会が総会

 6月6日東大阪市内において、東大阪同和行政終結めざす会(終結めざす会)の学習・総会が開かれました。
 総会は、民権連谷口正暁委員長が「大阪における部落問題解決の現状と課題」と題して1、部落問題はほぼ解決、2、大阪府下の地域の現状、3、東大阪での残された課題の3つの視点から報告。日本共産党上原賢作議員が、野田市政のもと法律・条例・規則・要綱など行政の決まりを無視して「特別扱い」を続ける異常な実態を、@住宅入居、A保育所入所における「皆保育」、B青少年運動広場などの事例を具体的に報告。最後に、久米盛次事務局長が、今年3月、5年ぶりに「終結めざす会」の活動を再開し、4月に要求書を提出、5月に要求書回答にもとづく各部局と、「特別扱い」をやめさせる懇談を始めている活動経過と方針・体制案が提案されました。
 会場から、「初任者研修のフイールドワークに参加して」(大教組)、「教師のおかれている状況」(労連)、「建築部職場の実態」(古川氏)、「公共施設の舞台音響施設問題と市民会館建て替え」(劇団息吹)などが発言されました。